*BSD に関するあれこれです。ほとんどが自分のためのメモです。
某所から借りている富士通FMV-BIBLO LOOX S9/70に、 FreeBSD 5.1をいれました。 Linuxや*BSDをいれた場合の実績は い く つ も 報告されていますが、 とりあえず、私が見付けたいくつかの Tips と patch を載せておきます。
使えません。ports の comm/ltmdm をつかっても無理。まあ、使わないからいいか。
内蔵デバイスの設定で、「自動」にすると、 バッテリーで起動した時に使えなくなります。 常時onにしてもバッテリーの持ちはほとんど変わらないので、常時onで使うことに。
ACPIはきちんと?動きます。
ただ、電源ボタンにS3を割り当ててサスペンドさせようとするとうまくいきません。
(acpiconf -s 3 や zzz だとサスペンドできる)
あと、sysctl で hw.acpi.disable_on_poweroff=0 にしないと
shutdown -p で電源が切れないようです。
hw.acpi.cpu.economy_speed=8(ACアダプタを抜いた時フルパワー)
にすると、LongRunも効かなくなっているような気がしたので、
hw.acpi.cpu.economy_speed=7にしてあります(これは気のせいか?)。
今使っている/etc/sysctl.conf
SUSPEND は出来るのですが、バッテリがすぐ減ってしまいます。 良く見ると、LCDは表示されたまま(バックライトは消える)です。 どうも、GAあたりの電源が落ちていないような...
サスペンドするとUSBが使えなくなる(これはLinuxでも同じらしい)。 Linux では usb のカーネルモジュールをアンロード / ロードし直す事で何とかなるようですが、 FreeBSD 5.1ではusbのカーネルモジュールはアンロードできないようで、 うまくいきません。仕方が無いのでカット&ペーストで パッチを作ってみました。 強引な事(レジューム時にohciを再初期化してる)ので、 send-prはちょっと無理でしょう...
私が私のためだけに作ったスクリプト。
はっきり言って人に見せれた物じゃないけれども、
バックアップもかねて公開します。
全部、Berkeley Style Copyright として扱ってください。
名前のとおり、ATOK 用のテキスト辞書ファイルから
canna 用の辞書ファイルへのコンバーター。
% nkf -e -X -d [ATOK 辞書] | awk -f conv_atok2canna > [CANNA 辞書]
という感じに使います。
品詞指定が数字で行われているタイプの
ATOK 辞書には対応していません。
私はこれで ATOK理化学辞書5をコンバートして使っています。
ちなみに、X-TT かつ X_LOCALE 付も出来ます。 (というか、家の X はそうしてコンパイルしました)
注意: NetBSD/amiga 1.5.2 でしか試していません。
他の port も大丈夫なようにパッチを作りましたが、未確認です。
はまったら、知恵と勇気と根性で何とかしましょう。
NetBSD 1.5 の locale は不完全です。日本語 locale は使えません。 (現在 -current では XPG4DL などの実装が進んでいるようですので、 NetBSD 1.6 からはまとも locale が使えるようになるかも知れません) そのせいで、きちんとした locale があることを前提にして開発された gtk+ 等を使うアプリケーションでは、日本語の表示が出来ません。
X window system は、locale の機能を使って国際化を実現しています。 基本的には OS の locale 機能を使うのですが、 OS の locale が駄目駄目だった時の代替手段として、 X は独自の locale 機能を持っています。それが、いわゆる X_LOCALE です。 この X_LOCALE を使えば、駄目な locale を持つ NetBSD でも、 gtk+ で日本語が使えるようになります。
NetBSD に標準に含まれている X は X_LOCALE を無効になっています。 そこで、NetBSD の X を X_LOCALE 付で再コンパイルしましょう。
このあと、gtk+ もコンパイルし直す必要があります。 (configure 時に、--with-locale=ja_JP.EUC が必要です)
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